スパにゃの戯言 2011年11月29日

俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件　（七月隆文、閏月戈）

俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件　（七月隆文、閏月戈）（AA）を買って読んでみました。
超絶お嬢様学校の娘さん達に「庶民」というものを学ばせるために拉致られた男子高校生のお話です。
この設定が面白そうなので買ってみましたｗ
お嬢様学校ｘ庶民と聞くとれでぃxばと！を思い出しますけど、あっちは執事として学びに来ているのに対しこちらはお客様・・・・というか見世物の的な扱いをされています。

箱庭お嬢様なのは良いのですが、携帯電話のような機器を知らないとかこの学校だけ文明が遅れているようですｗ
まぁ、その様な舞台設定なので父親以外の男を見たのは初めてとかそういう娘達が揃っている中に庶民である主人公：公人を放り込んで、彼女達に免疫を作らせるのが目的という感じです。
お嬢様達の中に放り込むと言う事で、公人には強制的に「筋肉が大好きで女子には興味がない」という設定を命じられていますｗ
更に、逆らえばち○こ切るよーとも脅されています。
なので、ちょくちょくと筋肉大好きー！みたいな叫びが聞こえてきますｗ

メインとなるのは右カラーの男が主人公の公人、その隣の変な女がお嬢様だけどしゃべり言葉が一般人っぽくて頭がちょっと残念な感じの愛佳
左のモノクロですっぽんぽんなのが生徒会長で学園の憧れの的な麗子
この３人がメインとなっています。
物語としては愛佳の方にかなり比重を置いてると思われます。

催眠術に掛かったフリをしている公人にし対してたくし上げしちゃう程に愛佳が純粋です (*´Д｀*)
そのせいでツンピュアさんとか言われていますｗ
このツンピュアさんこと愛佳は実はぼっちで、人気者になるために「庶民部」を立ち上げる事になります。
なんかはがないの隣人部を思い出しますね・・・・ｗ

この庶民部に入ることになるのが集中すると着ているものを脱ぎ出す天才炉利娘の汐留白亜と、武士っぽい感じだけどお間抜けで可愛い物が大好きな神領可憐の２人です。

実際にこの２人はそんなに出番ありませんｗ
この巻ではキャラ紹介程度な感じですかね・・・・恐らく出番は次巻以降でしょう。

この様に挿絵はそれぞれにあるのですが、ここで不満なのが何故エロシーンの挿絵じゃないのよ！って事です。
可憐の方の挿絵は公人の股間が顔の目の前に来てしまったシーンなのでエロいと言えばエロいのかもしれませんが・・・ｗ
白亜の方は脱ぎ癖があるので洋服やぱんつもｽﾎﾟｰﾝと脱ぐシーンもあるのにどうしてそのシーンの挿絵がないのか！
可憐の方もウサちゃんが描かれた可愛いブラやぱんつがお目見えするシーンがあるというのに・・・
そういうシーンを入れると言う事は微エロで釣る目的があるのだろうから、挿絵として入れて欲しかったですねぇ

ちなみに、白亜のぱんつは甘い匂いがするとの事です。　挿絵プリーズ！

１巻の最後には今まで一度も怒った事の無いという完全無敵のお嬢様である麗子と愛佳の取っ組み合いシーンなんかもあります。
麗子の仮面を剥ぎ取ったのは当然ながら公人なのはお約束ｗ

この取っ組み合いの後には麗子も庶民部に入る事になって１巻は終わりました。
内容については概ね予想していた通りでしたが、設定を活かしたキャラクターが多かったので読んでて楽しかったです。
インスタントラーメン１つを１００人以上のお嬢様へ優雅に切り分けるシーンとかｗ

ただ、惜しいのが情景描写が非常に弱いです。
会話シーンメインで情景描写が少ないため、印象に残らないしその場面のシーンが頭に浮かんできません。
ラノベだからといえばそれまでですが、ちょっと文章自体が軽すぎて勿体なかったです。
次巻以降にその辺が改善されればもっと面白くなりそうですねぇ

とりあえずは面白かったので２巻が出れば買ってみようと思います (｀・ω・´)