キュージュツカ！１ （関根パン、小路あゆむ）
キュージュツカ！１ （関根パン、小路あゆむ） （AA）を先日買ってきました。
この作品はファミ通文庫のえんため大賞特別賞を受賞した作品で、作者の関根パンさんにとってはデビュー作となるようです。
特別賞って何が特別なのよとか思っていましたが、少しだけ中を見て「あぁ、特別だな」と思いましたｗ
その理由は後で触れますが、今回買った理由は挿絵担当が小路あゆむさんだったからと言う理由に他なりません。
ラノベは作家買いする人も居ると思いますが、私の場合は挿絵イラスト買いなので挿絵の人が最重要です。
だって、キャラが可愛い方が頭の中でキャラを動かしやすいじゃないですかｗ
勿論それが全てじゃないですけど、初めて買う時には挿絵イラストの可愛さが基準なのでっ
本編の方はまだ序盤の方しか読んでいませんが、舞台はファンタジー系でかなり軽いノリです。
軽いノリの方が小路あゆむさんのキャラに合ってて良いと思いますがｗ
中を開くといきなり小路あゆむさんのフルカラー漫画が始まります。
しかも８ページも。
「あれ、ラノベじゃない・・・？」 とか最初思ってしまいましたがちゃんとラノベでしたｗ
そしてこれが本文の一部なのですが、大体２ページ毎にサブタイトルがあります。
見てわかる通りに、かなり特殊な形のラノベでした。
ラノベ紙芝居というかシーンの移り変わりが早いのでポンポン話が進んですぐに読み終わってしまいそうな読みやすさです。
そしてこの本には通常のイラスト挿絵は無く、全て４コマ漫画が挿絵代わりに使用されております。
４コマ漫画なのでちゃんと４コマ目で落とす様に作られてましたｗ
なんかもう本当にラノベというか漫画に近い感じで作られてますね。
こういう造りを含めて「特別だな」って思いました。
あとがきを見ると持ち込み時から作者さんはこの構成で挑んだみたいですねｗ
このラノベは変です。と自らが語っております。
私的にはこの構成が特別賞って感じですねー
私はそんなに多くのラノベを読んでいないので、他にもこういう構成のものがあるかどうかは知りませんのでっ
しかし、見やすく読みやすい分、凄く文章量が少ないです。
２ページ毎にタイトル挟んで会話ばかりなので、ボリュームが不足してると思います。
あと、情景描写もほとんど無いので背景とか動きがいまいち掴みづらいですねぇ
情景描写をもっと入れちゃうと２ページに収まらなくなり、この構成は保てなくなってしまうのでそこは置いておいても、もっとボリュームは増やした方が良いかと思われます。
あと１．５倍は必要かと・・・・ それか発刊速度を早くするかですかね。
私的には値段は気にしないので、ガンガン続編を発売して貰っても一向に構いませんｗ
最近読んだ魔法高校の劣等生みたいにのめり込んで読むという感じになりませんが、
ゆるかわなギャグラノベとして気軽に読めそうな本なので、あまりラノベを読まない人に最適だと思いました。
でも・・・・小路あゆむさん使うならやっぱりちょいエロなサービスシーンは欲しかったですね・・・・ｗ
この文章書いた後に気づいたのですが、公式サイトも準備されているたようです。
結構な力の入れようで頑張ってますねこれｗ
あの構成はＳＳＳ活劇というらしいです。
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初めてでそこまでやらすか・・・！ 実話かどうかわからないけど羨ま死刑で。
