スパにゃの戯言魔法少女プリティベル５巻　（KAKERU）

魔法少女プリティベル５巻　（KAKERU）

魔法少女プリティベル５巻　（KAKERU）（AA）を買ってきましたー
今回は前巻から３ヶ月で新しい単行本が発売されたので「あれ？もう出たの？」な感じの勢いでしたｗ

今巻もめまぐるしい勢いで話が展開されていますねぇ
この展開の早さと伏線と謎の多さが話にのめり込ませる要因ですな。
前巻と比べてちょいエロシーンは増えてますが、エロ目的ではないのでもう気にしません。
いえ、あるに越したことはないのですがね。

こちらは今回のカラー口絵の南の魔王シャルエルさん
表紙と同じキャラなのですが、やっぱり魔王だけあって鬼畜な能力持っているのでイメージ的にはこんな感じで間違っていないと思います。

今巻の最初の話はプリティベルご一行様で海に行く話なのでエロ回かと思いきや、実はルラ＆綾香メインの話でした。
綾香ちゃんは既に魔王クラスの海魔王を瞬殺してしまう程の強さを身につけているようで・・・・また強さがインフレ化してるな（汁
思えばこの綾香が選ばれたのも謎なんですよね。
単純にエリちゃんの友達だから選ばれただけなのか、それとも他の理由もあるのか・・・・

その次は南の魔王シャルエルにお誘いされて南の魔王軍に遊びに行くお話。
ここで南の魔王の能力が判明するのですが、その能力は台風ほどの広範囲な霧を発生されてその中で独自な生態系を作り出すことのようです。
シャルエルの刻印を付けていると襲われないのですが、スパイ等が入ると刻印を持たない為、画像の様な異形の魔物にぬっころされると・・・・
でもこれだと魔物自体を永遠と殺せば問題ないのじゃないかと思いましたが、ミルココがシャルエルの気配が強くなったとかの発言があるので、霧そのものがシャルエル自身になるのかなと。
そしたら霧を吸い込んだ時点で終わりだし、霧の中のどこにでも瞬間的に移動出来るとかだった殺せないですよね。
多分、そのくらいの事は出来るんじゃないかなぁと思いますｗ

この間に北の魔王と狂犬桜が会議を行っているのですが、その会議にシャルエルも呼び出されたので出向くことに。
北の魔王の封印自体なのかな？　そこら辺にもとんでもない厄災が絡んでいるようで・・・
ここでもまた謎の伏線が張られてきました。

多分、今巻でのメインはこの初代プリティベルの話ですかね。
ミルココの回想なのですが、この初代プリティベルの美雪の姿はルラとうり二つです。
ルラの体は人間と言っているので恐らくその体に乗り移っている感じなのですかねぇ
プリティベルの力も召喚能力も美雪の想像力が生み出してもので、それを実現させた謎の「光る何か」についてはこれからの伏線でしょうねぇ
美雪自身が神話などの本が好きみたいなので、おおよそのファンタジーで想像される武器や召喚獣を呼べるみたいです。

最後の狂気の魔王と以前語られた魔界を地上に浮上させようとしたナイアルラトホテップが美雪の前に現れて終わりました。
ミルココの美雪の回想でナイアルラトホテップの単語も出てきて居るのですが、ミルココはその時には何の事かわからなかったみたいなので、この魔王自身も美雪の想像で作られたものなんじゃないかなぁと・・・
こいつはクトゥルフ神話に出てくる神様の名前なので、恐らく実際に魔界には居なかった可能性が高いと思われますし。

この後には東の魔王軍の魔王であるジロウとその副官であるイタカの戦う番外編が収録されています。
ジロウがどうやって最速の魔王であったイタカに勝ち、服従させたかが描かれておりました。