スパにゃの戯言魔法少女プリティベル１２巻　（KAKERU）

魔法少女プリティベル１２巻　（KAKERU）

魔法少女プリティベル１２巻　（KAKERU）（AA）を買ってきました。
前巻は8月に出たので4ヶ月ぶりとなります。
実は8月に新刊が出ていたのを知らなくて買ったのが9月過ぎだったと思うので、私的にはかなり出るペース早かったなぁと感じていますｗ
確かコミケ当日か前日くらいに発売したので全くノーチェックだったんですよね・・・

買った後もコミケ後の更新をしていたので前巻の事はブログに描けないままで終わってしまいました (ヽ'ω`)

前巻は魔王軍最強だったジロウ・スズキがまさかの退場に続き、綾香ちゃんが世界を滅ぼす力を習得・発動させたところで終わりました。
今巻はいよいよエリちゃんと直接対決かと思ったのですが、相変わらず予想を裏切ってくれていますｗ

綾香ちゃんが習得した原形位階はヨグ=ソトースをから魔界の欠片を際限なくあふれさせて世界を沈めてしまうものでした。
とは言っても、能力は恐らくこれだけではない気もしますが。
実質的に何をするものなのかまだちゃんと解説されてないですからねぇ

で、いよいよエリちゃんと対決かと思いきやナイアルラトホテップのいきなりのネタ晴らしで綾香ちゃん戦意喪失に。
この場でネタ晴らしした理由は一度発動させた原形位階は止められないと言う、過去の自分の経験から得た理由により世界の滅亡は決定事項となったから。

ところがどっこい、綾香ちゃんは発動した後に止める仕組みを５つも用意していましたｗ
綾香ちゃんの信頼を失った大間抜けなナイアルラトホテップは厚志にあっさりと捕まり、綾香ちゃんは誰も信じられなくなりマイヤーと共に深海へ逃げていきました。

前巻の最後であれだけ盛り上げた世界滅亡の危機があっさり決着してしまい肩透かしをくらいましたが、この予想を裏切る感がなんともプリティベルらしいですｗ
その代わりに世界を簡単に滅ぼせる綾香ちゃんの精神が完全に病んでしまったので、後々もっと恐ろしい展開になるのだろうと期待しています。

こんなんになっちゃったし・・・・ｗ

ナイアラトテップは封印されて、とりあえずナイアラトテップの活躍は一旦終了します。
まぁ、また出てくると思うけどｗ

前巻でナイアラトテップの件に片がついたら天界が攻め込んでくるという描写がありましたが、その通りの展開となりそうでした。
厚志達が天界との和平交渉に臨むも、天界の代表が厚志達の家族を人質にするという行為を受け、それを宣戦布告とみなしエリちゃんに天界の本拠地にどでかい一発を発射します。

その後、天界のお偉いさんが出てくるも交渉を蹴ったのはそちらで現在戦争中なのでこちらの要望を聞かない限りは攻撃を再開すると脅し、要望を通す事に成功します。
厚志は本気で戦争をするつもりで交渉に臨んだからこそ、この結果が得られらのでしょうけど、実際に戦争を起こしてもエリちゃん1人で天界を潰せる実力がありますからね。
この結果を受けて天界のレモネードが「交渉ってのは口の上手さじゃなくて実力だ」と言ってますがまさにそうですよね。
大義名分があるならば実力で押さえつければ良いのだから交渉なんて存在しません。
まぁ、今回は全ての原因は最初の展開の代表が人質を取り脅すと言う宣戦布告を行ったと言う大義名分がありましたしｗ

こんな感じで天界との全面戦争の話も一応の終わりを見ましたｗ
勿論、ここで天界との戦いが終わるとは思っていませんがｗ
天使達が崇める”主”と言う存在の事についても謎なままですし。

魔界との停戦の締結で天界にも平和が訪れているようですが、それを良しとしない天界の軍の方々が登場します。
その中に1人、マジキチなのが混じっていて、魔族に対して強姦殺人を行っているようで・・・・
あぁ、ひょっとしたらマスケレイタの仇なのかなと思ったのですがどうなんでしょうかね。
物語の展開は裏切ってくれても、人物の相関関係に関しては予想外の展開に流れた記憶が無いので、ここは仇としてくれたほうがマスケレイタの復活動機としては充分なのでそうであってほしいかなｗ